スペイン語で色を言ってみよう!色の表現と発音、正しい使い方を徹底解説
「この服、何色ですか?」
「空がとても青いね!」
スペイン語会話で、身の回りの色について話したいとき、どう言えばいいか知っていますか?
スペイン語の色の単語は、日本語とは少し違う文法ルールがあります。でも、その使い方をマスターすれば、会話の幅がぐっと広がりますよ。
この記事では、スペイン語の色の表現を、初心者の方でもすぐに使えるように、一覧や例文を交えながらわかりやすく解説します。
まずはここから!基本の色の単語一覧
まずは、主要な色の単語と、その読み方(カタカナ)を覚えましょう。
スペイン語 | 日本語 | 読み方(カタカナ) |
rojo | 赤 | ロホ |
azul | 青 | アスール |
amarillo | 黄 | アマリージョ |
verde | 緑 | ベルデ |
blanco | 白 | ブランコ |
negro | 黒 | ネグロ |
rosa | ピンク | ロサ |
naranja | オレンジ | ナランハ |
gris | 灰色 | グリス |
要注意!スペイン語の形容詞変化のルール
スペイン語で色を表現するとき、名詞の性別(男性名詞か女性名詞か)や数(単数か複数か)によって、形容詞である色の単語も変化します。
1. 名詞の性別による変化
-o で終わる色の単語(negro, blanco, rojo, amarilloなど)は、名詞が女性名詞のとき、語尾が -a に変わります。
El coche negro(黒い車)→ La casa negra(黒い家)
El libro rojo(赤い本)→ La manzana roja(赤いリンゴ)
それ以外の色の単語(azul, verde, gris, rosaなど)は、性別による変化はありません。
El cielo azul(青い空)→ La falda azul(青いスカート)
2. 名詞の数による変化
複数の色を表現したいときは、語尾に -s または -es をつけます。
El libro rojo(赤い本)→ Los libros rojos(赤い本たち)
La falda azul(青いスカート)→ Las faldas azules(青いスカートたち)
例外:
rosa(ピンク)は、複数形でもrosaのままです。
naranja(オレンジ)も同様に、複数形でもnaranjaのままです。
色の表現をもっと豊かに!使える例文集
スペイン語で色を表現する例文を見ていきましょう。
Mi camisa es blanca. (ミ カミーサ エス ブランカ)
意味: 私のシャツは白です。
Me gusta el color azul. (メ グスタ エル コロール アスール)
意味: 私は青色が好きです。
ポイント: 色を名詞として使いたいときは、el color をつけます。
Mi coche es gris. (ミ コーチェ エス グリス)
意味: 私の車は灰色です。
【マメ知識】日本語とスペイン語の色表現の違い
日本語の「青」は、スペイン語では azul と celeste(水色)に分かれます。
azul: 空や海の青など、濃い青
celeste: 水色、薄い青
このように、スペイン語と日本語では、色の捉え方や表現が少し違うことも面白いですね。
まとめ
スペイン語の色の表現は、形容詞の変化が少し複雑ですが、例文をたくさん読むことで、自然と身につけられます。
まずは、お気に入りの色をスペイン語で言ってみることから始めましょう。