【超基本】スペイン語の形容詞のルール完全ガイド!名詞との性数一致をマスターしよう
スペイン語を学び始めたばかりの人が、最初に「あれ?」と戸惑うことの一つに、形容詞の語尾変化がありますよね。「bonito(かわいい)って言えばいいの?それともbonita?」と迷う人も多いのではないでしょうか。
でもご安心ください!スペイン語の形容詞には、きちんと決まったルールがあります。この記事を読めば、形容詞の性数一致と名詞の位置の基本がしっかり分かります。
このルールをマスターして、より自然で正しいスペイン語を話せるようになりましょう!
これが基本!形容詞の性数一致のルール
スペイン語の形容詞は、修飾する名詞の「性別(男性・女性)」と「数(単数・複数)」に合わせて、語尾を変える必要があります。これを「性数一致」と呼びます。
1. 性による変化:男性形と女性形
多くの形容詞は、男性形と女性形があります。
-oで終わる形容詞 → -aに変えて女性形にする
例:bonito(男性形)→ bonita(女性形)
-eや子音で終わる形容詞 → 形は変わらないものが多い
例:grande(大きい)→ 男性名詞にも女性名詞にも同じgrandeを使います。
2. 数による変化:単数形と複数形
形容詞を複数形にするには、単語の最後に**-sや-es**を付けます。
母音で終わる形容詞 → -sを付ける
例:bonita → bonitas
子音で終わる形容詞 → -esを付ける
例:fácil(簡単)→ fáciles
形容詞と名詞の組み合わせ方
形容詞は、名詞の後に置くのが基本です。
例:
Un chico guapo. (ハンサムな男の子)
Una chica guapa. (ハンサムな女の子)
このように、chico(男性名詞・単数)に合わせてguapoとなり、chica(女性名詞・単数)に合わせてguapaとなります。
例外:名詞の前に置く形容詞
一部の形容詞は、名詞の前に置かれることがあります。その中でも、特に不規則な変化をする形容詞としてbueno(良い)とmalo(悪い)があります。
buen chico (良い男の子)
mal día (悪い日)
このように、単数男性名詞の前に置かれると、buenやmalのように語尾のoが取れる(縮約形)ので覚えておきましょう。
練習問題!名詞と形容詞を正しく組み合わせよう
次の名詞に( )内の形容詞を正しくつけてみましょう。
un coche ( ) (rojo:赤い)
la casa ( ) (blanco:白い)
los libros ( ) (viejo:古い)
las clases ( ) (fácil:簡単な)
答え
un coche rojo
la casa blanca
los libros viejos
las clases fáciles
まとめ
スペイン語の形容詞は、少し複雑に感じるかもしれませんが、ルールは非常にシンプルです。まずは、名詞の性別と数を把握し、それに合わせて形容詞の語尾を変える練習をしてみてください。
このルールをマスターすれば、あなたのスペイン語はもっと自然になります。さらに形容詞の比較級や最上級を学んで、表現の幅を広げていきましょう!