スペイン語の五母音「a e i o u」の正しい発音とコツ
スペイン語を学ぶとき、まず覚えるべき基本が母音の発音です。スペイン語は日本語と同じく母音が5つ(a, e, i, o, u)ですが、発音のルールが少し違います。正しい発音を身につけると、単語の聞き取りや発音が格段にスムーズになります。
ここでは、スペイン語初心者が最初に押さえるべき五母音の発音のコツを、例単語とともにわかりやすく解説します。
1. 母音「A(ア)」の発音
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発音の目安: 日本語の「あ」とほぼ同じ
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口の形: 口を大きく開ける
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ポイント: 口を丸めず、喉の奥から声を出す感覚で
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例単語:
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amigo(友達)
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casa(家)
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mamá(ママ)
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練習のコツ: 「アー」と伸ばして5秒ほど発音してみると、口の形が定着します。
2. 母音「E(エ)」の発音
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発音の目安: 日本語の「え」に近い
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口の形: 軽く横に広げる
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ポイント: 「エ」と「イ」の中間にならないように注意
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例単語:
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escuela(学校)
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leche(牛乳)
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perro(犬)
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練習のコツ: 「エー」と少し長めに発音すると、単語に入れたとき自然になります。
3. 母音「I(イ)」の発音
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発音の目安: 日本語の「い」とほぼ同じ
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口の形: 口を小さく縦に開く
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ポイント: 歯を軽く見せるくらいでOK
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例単語:
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libro(本)
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cinco(5)
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feliz(幸せ)
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練習のコツ: 「イー」と伸ばして、口の中の狭さを意識することがポイントです。
4. 母音「O(オ)」の発音
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発音の目安: 日本語の「お」に近い
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口の形: 口を丸める
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ポイント: 「ウ」や「オウ」の音にならないように注意
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例単語:
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oso(クマ)
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coche(車)
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bonito(きれい)
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練習のコツ: 口を前に突き出して「オー」と発音すると、正しい音が出やすいです。
5. 母音「U(ウ)」の発音
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発音の目安: 日本語の「う」に近い
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口の形: 唇を軽く突き出す
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ポイント: 「ウー」と日本語よりもやや短めで発音する
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例単語:
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universidad(大学)
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bueno(良い)
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azul(青)
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練習のコツ: 「ウー」と小さく短く発音してみて、単語の中で自然に入れられるようにします。
6. 五母音を覚える練習法
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声に出して繰り返す
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毎日1周ずつ「a, e, i, o, u」と発音
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単語で練習する
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例単語を声に出して読む
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録音して確認
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自分の発音を録音してネイティブと比べる
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リズムで覚える
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「a-e-i-o-u」をリズムに乗せて歌うと覚えやすい
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まとめ
スペイン語の五母音は、日本語の母音とほぼ似ていますが、口の形と音の長さに注意することが大切です。
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A(ア)→口を大きく開ける
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E(エ)→横に広げる
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I(イ)→口を小さく縦に開く
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O(オ)→口を丸める
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U(ウ)→唇を軽く突き出す
最初に五母音の発音をマスターすると、単語の聞き取りや会話の発音がぐっと自然になります。まずは毎日5分でも声に出す練習を習慣にすることがポイントです。