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スペイン語の接続法過去形の作り方と使い方まとめ


スペイン語の**接続法過去形(subjuntivo imperfecto)**は、過去の願望・感情・不確実な状況や、仮定・条件を表す際に使われます。ここでは、作り方と具体的な使い方をわかりやすくまとめます。


1. 接続法過去形の作り方

規則動詞の作り方

  1. 動詞の3人称複数形(ellos/ellas/ustedes)の過去形から語尾 -ron を取る

  2. 接続法過去形の語尾を付ける

語尾 -ar動詞 -er/-ir動詞
yo -ara -iera
-aras -ieras
él/ella/usted -ara -iera
nosotros/as -áramos -iéramos
vosotros/as -arais -ierais
ellos/ellas/ustedes -aran -ieran

例:hablar(話す)

  • hablara, hablaras, hablara, habláramos, hablarais, hablaran

例:comer(食べる)

  • comiera, comieras, comiera, comiéramos, comierais, comieran


2. 不規則動詞の特徴

  • 過去形の3人称複数形(-ron)から作るため、規則変化の動詞と同じように接続法過去形を作る

  • 例:tener → tuvieron → tuviera, tuvieras, …

  • 例:ir → fueron → fuera, fueras, …


3. 接続法過去形の使い方

① 過去の願望・希望

:Quería que vinieras a la fiesta.

  • 訳:あなたにパーティーに来てほしかった。

  • 解説:動詞 querer(望む)が過去形の文中にあり、後続の節は接続法過去形を使います。


② 過去の感情

:Me alegró que tú estuvieras allí.

  • 訳:あなたがそこにいてくれてうれしかった。

  • 解説:過去の感情を表す場合、接続法過去形を使用します。


③ 仮定・条件(現実ではない過去)

:Si tuviera dinero, viajaría por el mundo.

  • 訳:もしお金があったら、世界を旅行するのに。

  • 解説:非現実的な過去の条件や仮定に接続法過去形を使います。


④ 過去の不確実性・否定

:No creía que él lo supiera.

  • 訳:彼がそれを知っているとは思わなかった。

  • 解説:過去の否定的な認識や不確実性を表すときに使用します。


⑤ 過去の目的・結果

:Lo hice para que pudieras descansar.

  • 訳:あなたが休めるようにそれをした。

  • 解説:para que の後は、過去の文脈でも接続法過去形を使います。


4. 接続法過去形のポイントまとめ

  1. 作り方

    • 規則動詞:3人称複数の過去形から -ron を取り接続法過去形の語尾をつける

    • 不規則動詞も同様の手順

  2. 使う場面

    • 過去の願望・希望

    • 過去の感情や評価

    • 過去の仮定や非現実的条件

    • 過去の不確実性や否定

    • 過去の目的や意図

  3. ポイント

    • 文中の主節が過去形の場合、従属節は接続法過去形

    • 日常会話でも頻繁に使われるため、規則動詞とよく使う不規則動詞は覚えておくと便利


このルールと使い方を押さえると、過去の願望や仮定、不確実な状況を自然に表現できるようになります。

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