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スペイン語の「譲歩・条件・仮定」をマスター!表現力を高める構文リスト


スペイン語のコミュニケーションにおいて、「もし〜なら(条件)」「たとえ〜でも(譲歩)」「もし〜だったとしたら(仮定)」といった論理的なつながりを表現することは非常に重要です。これらの構文を使いこなせるようになると、単なる事実の羅列ではなく、自分の推測や複雑な主張を相手に正確に伝えられるようになります。

特に、これらの表現では「直説法」と「接続法」の使い分けが鍵となります。この記事では、日常会話からビジネスまで幅広く使える、譲歩・条件・仮定の重要構文を整理して解説します。


1. 「譲歩」を表す接続詞:たとえ〜でも、〜にもかかわらず

相手の意見を認めつつ自分の主張を述べたり、障害があるにもかかわらず何かを行う際に使います。

Aunque(〜だけれども、たとえ〜でも)

最もよく使われる譲歩の表現です。後ろにくる動詞のモードによって意味のニュアンスが変わります。

  • 直説法を伴う場合(事実): Aunque llueve, voy a salir.(雨が降っているけれど、外出します。※実際に降っている)

  • 接続法を伴う場合(仮定・未確定): Aunque llueva, voy a salir.(たとえ雨が降っても、外出します。※降るかどうか分からない)

A pesar de (que)(〜にもかかわらず)

「A pesar de + 名詞/不定詞」または「A pesar de que + 文章」の形で使われます。強い逆接のニュアンスを持ちます。

  • 例文: A pesar de su edad, tiene mucha energía.(年齢にもかかわらず、彼はとても元気です。)

  • 例文: Seguimos trabajando a pesar de que estábamos cansados.(疲れていたにもかかわらず、私たちは仕事を続けました。)

Aun cuando(たとえ〜だとしても)

「Aunque + 接続法」に近い、より強調された表現です。

  • 例文: Aun cuando me lo pidas por favor, no lo haré.(たとえ君が頼んだとしても、私はそれをしません。)


2. 「条件」を表す接続詞:〜という条件で、〜な限り

ある事柄が成立するための前提条件を提示する表現です。

Con tal de (que)(〜するという条件で、〜しさえすれば)

強い目的意識や交換条件を表します。「que」がつく場合は後ろに接続法がきます。

  • 例文: Te presto el dinero con tal de que me lo devuelvas pronto.(すぐに返してくれるなら、お金を貸しましょう。)

Siempre que / Siempre y cuando(〜である限り、〜という条件で)

「〜という条件下においてのみ」という限定的なニュアンスを強調します。後ろには接続法が続きます。

  • 例文: Podemos ir a la playa siempre que haga buen tiempo.(天気が良いという条件であれば、海に行けます。)

A menos que / A no ser que(〜でない限り、〜を除いては)

「もし〜でなければ」という除外の条件を表します。常に接続法を伴います。

  • 例文: No iré a la fiesta a menos que tú vengas conmigo.(君が一緒に来ない限り、パーティーには行きません。)


3. 「仮定」を表す構文:もし〜なら(Siの使い方)

「Si(もし)」を使った仮定文は、その内容の実現可能性によって動詞の形が決まる、スペイン語文法の非常に重要なポイントです。

現実的な仮定(直説法)

十分に起こりうる未来のことや、現在の習慣的な条件を指します。

  • 構文: Si + 直説法現在, 未来形 / 現在形

  • 例文: Si tengo tiempo, iré al cine.(もし時間があれば、映画に行きます。)

現在の事実に反する仮定(接続法過去)

「もし今〜だったら(実際は違うけれど)」という、現在の事実とは異なる想像や、実現の可能性が低いことを表します。

  • 構文: Si + 接続法過去, 可能動詞(条件法)

  • 例文: Si tuviera dinero, viajaría por todo el mundo.(もしお金があれば、世界中を旅行するのに。※実際はお金がない)

過去の事実に反する仮定(接続法過去完了)

「もしあの時〜だったら(実際は違ったけれど)」という、過去の後悔や振り返りを表します。

  • 構文: Si + 接続法過去完了, 可能動詞完了

  • 例文: Si hubieras venido, te habrías divertido.(もし君が来ていたら、楽しめただろうに。※実際は来なかった)


4. その他の便利な仮定・条件表現

En caso de (que)(〜の場合には)

万が一の事態に備える表現です。

  • 例文: En caso de emergencia, llame al 119.(緊急の場合は、119番にかけてください。)

  • 例文: En caso de que no puedas venir, avísame.(もし来られない場合は、知らせてください。)

Como(〜すれば、〜したら最後)

脅しや警告のニュアンスを含む「もし〜なら」として使われることがあります。この場合は接続法を使います。

  • 例文: Como no estudies, vas a reprobar el examen.(勉強しないと、試験に落ちるよ。)


5. 表現を使い分けるためのコツ

譲歩・条件・仮定の構文をマスターする上で大切なのは、**「話し手がその内容をどの程度『確かなこと』として捉えているか」**を意識することです。

  • 事実や確信がある場合: 直説法(Aunque + 直説法、Si + 現在形など)

  • 不確実、仮定、願望、反実仮想の場合: 接続法(Aunque + 接続法、Si + 接続法過去など)

このルールを意識するだけで、文法ミスを大幅に減らすことができます。特に「Si」の後に接続法現在(Si tenga...など)を置くことはできないというルールは、スペイン語学習者が最も間違えやすいポイントの一つですので、しっかり覚えておきましょう。


まとめ:論理的なスペイン語を目指して

「譲歩・条件・仮定」の表現は、会話に奥行きを与えてくれます。「AだからB」という単純な構造から一歩進んで、「AだけれどもB」「もしAならB」といったバリエーション豊かな表現を使ってみましょう。

最初は動詞の活用(特に接続法)に戸惑うかもしれませんが、よく使うフレーズを丸ごと覚えてしまうのが近道です。例えば、「Si fuera tú...(もし私が君なら…)」などは、アドバイスをする際にそのまま使える便利なフレーズです。

今回のリストを参考に、少しずつ自分の言葉として取り入れてみてください。

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