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🇪🇸スペイン語検定(DELE・西検)レベル別内容まとめガイド


スペイン語の技能を証明する主な検定試験には、**DELE(Diplomas de Español como Lengua Extranjera)西検(スペイン語技能検定)**の二つがあります。それぞれ目的や形式、評価基準が異なりますが、どちらもあなたのスペイン語能力を客観的に示す重要な資格です。

ここでは、それぞれの検定のレベル区分と、求められる具体的な能力について詳しく解説します。


📚 1. DELE(ディプロマ・デ・エスパニョール・コモ・レングア・エクストランヘラ)

DELEは、スペイン教育・職業訓練省傘下のセルバンテス文化センターが主催する、国際的に最も広く認められているスペイン語能力認定試験です。ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に準拠したレベル設定がされています。

CEFRレベルDELEレベル概要と求められる能力
A1Nivel A1入門・初級。最も基本的な日常表現を理解し、自己紹介や身の回りの単純な情報交換ができる。学習時間目安:80~100時間。
A2Nivel A2初級。個人的な情報、買い物、身近な環境、仕事など、頻繁に使用される日常表現を理解し、簡単な会話ができる。学習時間目安:200時間。
B1Nivel B1中級。仕事、学校、娯楽など、身近な事柄について会話の主要点を理解できる。個人的な関心のあるテーマで、筋の通った簡単な文章を作成できる。学習時間目安:400時間。
B2Nivel B2準上級専門分野の議論を含め、複雑な文章の主要な内容を理解できる。ネイティブスピーカーと流暢かつ自然に交流できる。学習時間目安:600~800時間。
C1Nivel C1上級。多岐にわたる高度な文章を理解し、暗黙の意味も把握できる。社会的、職業的、学術的な目的で、効果的かつ柔軟に言葉を使いこなせる。
C2Nivel C2最上級事実上すべての状況や事柄を難なく理解できる。極めて高い正確さで、複雑な内容を要約し、再構築できる。ネイティブレベルの流暢さと正確さ。

📝 2. 西検(スペイン語技能検定)

西検は、公益財団法人日本スペイン協会が主催する日本独自の検定試験です。主に学習の進捗度を測ることを目的としており、日本国内での評価が高い試験です。

レベル概要と求められる能力DELE/CEFR相当目安
6級入門レベル。基礎的な挨拶や簡単な疑問文の理解。学習歴30〜50時間程度の学習初期段階。A1未満
5級初級前半。日常的な簡単な会話、基本的な単語や文法(現在形など)を理解し、使用できる。中学校卒業程度の文法知識。A1
4級初級後半旅行や買い物など、比較的簡単な状況での会話や文章を理解し、受け答えができる。過去形などの基本的な時制も使用できる。A2
3級中級前半日常の出来事や意見を、ある程度具体的に表現できる。接続法の基礎や、より複雑な構文を理解する。実用的な会話能力の土台。B1前半
2級中級後半幅広い話題について、内容を詳しく理解し、自分の考えを論理的に述べることができる。社会生活で不自由しないレベル。B1後半~B2前半
1級上級専門分野を含む抽象的な話題や、高度な表現を完全に理解し、使用できる。通訳や翻訳の基礎的な能力を持つ。B2後半~C1

🔑 DELEと西検の違いと選択のポイント

比較項目DELE西検
主催スペイン政府(セルバンテス文化センター)日本スペイン協会(日本)
国際性国際的に最も広く通用する日本国内での評価が高い
試験構成「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を総合的に評価級によって構成が異なるが、リスニングと筆記が中心(1級~3級は二次試験で面接あり)
合格基準全パートで基準点を超えなければ不合格(総合点ではない)各パートの点数を合計して合否を判定
試験形式統一形式(記述・口頭の配点が高い)選択式の比重が高い
有効期限無期限無期限

どちらを選ぶべきか?

  • 国際的な証明、留学、就職を目指すなら、DELE

  • 自分の学習の進捗を確認したい、日本の学校国内での評価を重視するなら、西検

どちらの検定も、あなたのスペイン語学習を具体的に進めるための明確な目標となります。ご自身の目的に合わせて、挑戦するレベルを選んでみてください。

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