【スペイン語】近未来形「ir a + 不定詞」の使い方|たった1つで未来の表現が完璧になる魔法のフレーズ


「スペイン語で『~するつもり』ってどう言えばいいんだろう?」

「未来形の活用を覚えるのが大変そうで、なかなか会話に自信が持てない……」

スペイン語を学び始めたばかりの頃、多くの人が直面するのが「未来の表現」という壁です。スペイン語には、動詞の語尾を変化させる複雑な「未来形」が存在しますが、実はそれよりもずっと簡単で、ネイティブが日常会話で頻繁に使う魔法のようなフレーズがあります。

それが、**「ir a + 不定詞(動詞の原形)」**という形です。

この表現さえマスターしてしまえば、難しい活用を後回しにしても、明日からの予定や自分の夢、友人との約束を完璧に伝えることができるようになります。今回は、この「近未来形」と呼ばれる超重要フレーズの使い方、活用、そして実践的な具体例まで、どこよりも分かりやすく解説します。


近未来形「ir a + 不定詞」とは?

「ir a + 不定詞」は、日本語でいうところの**「(これから)~するつもりだ」「~することになっている」というニュアンスを表します。英語を学習したことがある方なら、「be going to + 動詞の原形」**と全く同じ役割だと考えると理解がスムーズです。

この表現が「魔法」と言われる理由は、主に3つあります。

  1. 活用が簡単:動詞「ir」の現在形さえ覚えておけば、後の動詞は変化させずにそのまま置くだけ。

  2. 日常会話の8割をカバー:日常で話す「未来」のほとんどは近い予定や決まっていることなので、これだけで十分通じます。

  3. 確信度が強い:単なる推測ではなく、「やるぞ!」という意思や「もう決まっている」というニュアンスをしっかり伝えられます。


ステップ1:土台となる「ir」の活用をマスターしよう

このフレーズを使いこなすために唯一必要なのが、動詞「ir(行く)」の現在活用です。不規則な変化をしますが、リズムで覚えてしまいましょう。

主語irの活用読み方
Yo (私)voyボイ
(君)vasバス
Él / Ella / Usted (彼/彼女/あなた)va
Nosotros / Nosotras (私たち)vamosバモス
Vosotros / Vosotras (君たち)vaisバイス
Ellos / Ellas / Ustedes (彼ら/彼女ら/あなた方)vanバン

ステップ2:「ir a + 不定詞」の作り方とルール

基本構成は非常にシンプルです。

[irの活用] + a + [動詞の原形(不定詞)]

これだけで「~する予定です」という文章が完成します。具体例を見てみましょう。

  • Voy a estudiar. (私は勉強するつもりです。)

  • ¿Vas a comer? (君は食べるの?)

  • Vamos a viajar a España. (私たちはスペインを旅行する予定です。)

前置詞「a」を忘れない!

初心者の方が一番忘れがちなのが、この「a」です。irと動詞の原形の間には、必ず接着剤の役割をする「a」を入れるというルールを徹底しましょう。


実践!どんな場面で使える?具体例とシチュエーション

このフレーズは、以下のようなシーンで絶大な効果を発揮します。

1. 自分の予定を伝える

友人との会話で、今日や明日の予定を話すときに最適です。

  • Mañana voy a trabajar. (明日は仕事に行きます。)

  • Esta noche voy a ver una película. (今夜は映画を見るつもりです。)

2. 相手を誘う・確認する

疑問文にすれば、相手の予定を聞いたり、何かに誘ったりすることができます。

  • ¿Qué vas a hacer el fin de semana? (週末は何をする予定?)

  • ¿Vais a salir esta tarde? (君たちは今日の午後、外出するの?)

3. 目に見える近い未来を予測する

「あ、雨が降りそう!」というような、状況から判断できる未来にも使えます。

  • Va a llover. (雨が降りそうだ。)

  • Va a empezar la clase. (授業が始まるよ。)


応用編:より自然に聞こえるコツ

再帰動詞との組み合わせ

「シャワーを浴びる(ducharse)」や「寝る(acostarse)」といった再帰動詞を使う場合、代名詞(me, te, seなど)の位置に注意が必要です。

  • パターンA(動詞の前に置く):Me voy a duchar.

  • パターンB(動詞の後ろにくっつける):Voy a ducharme.

どちらを使っても正解ですが、パターンBの方が「一つの塊」として覚えやすく、スムーズに話せるという人が多いです。

「どこかへ行く」と言う場合

「~へ行く予定だ」と言いたいときは、「ir a ir a [場所]」とは言わず、シンプルに「ir a [場所]」で未来の意味を含ませることが多いです。

  • Voy a la fiesta. (パーティーに行く予定です。)

  • ※もちろん「Voy a ir a la fiesta.」でも間違いではありません。


よくある間違いと解決策

「a」の後の動詞を活用させてしまう

× Voy a estudio.

Voy a estudiar.

「a」の後は必ず辞書に載っている形(不定詞)のままにしておきます。これにより、主語が変わっても後ろの動詞をいちいち変化させる手間が省けます。

未来形(直説法未来)との使い分け

スペイン語には語尾を変化させる「未来形(Comeréなど)」もありますが、こちらは「(おそらく)~だろう」という推測や、もっと遠い未来、あるいは非常にフォーマルな宣言で使われます。

日常の会話であれば、今回ご紹介した「ir a + 不定詞」の方が、より活気があり、自然で、かつ意欲的な印象を与えます。


まとめ:今日から使える未来のフレーズ

スペイン語の「ir a + 不定詞」は、習得コストが低い割に、コミュニケーションにおけるメリットが非常に大きい「コスパ最強」の文法です。

  1. irの現在活用(voy, vas, va, vamos, vais, van)を覚える。

  2. 「a」を間に挟む。

  3. やりたいこと(動詞の原形)を置く。

この3ステップだけで、あなたのスペイン語は一気に未来へと広がります。

まずは今日、寝る前に明日やることを3つ、「Voy a...」で考えてみてください。たったそれだけの練習で、この魔法のフレーズはあなたのものになります。さあ、一緒にスペイン語の世界を楽しんでいきましょう!


スペイン語の基本動詞「ir」を完全攻略!意味・活用・使い方を徹底解説



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